無駄な発情は病気の原因に!しっかり管理してあげましょう

インコ達は好奇心旺盛でとても人懐っこい生き物です。
その為どうしても飼い主の事を好きになりすぎたり、また飼い主もインコを過保護に育ててしまいがちで、それがインコに過剰な発情を促す事があります。

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勿論、インコ達を可愛がって大切にする事はとても良い事です。
そして生き物として子孫を残す為に発情期があり、そして発情するのはとても自然な事でそれ事態に問題があるわけではありません。

ただ過剰に可愛がったり甘やかしたり、また人間の住環境の中での快適な環境(常に餌が満タン、外敵もいない、エアコンで常に快適な気温)によってインコが不自然に頻繁に発情してしまう事があります。



■無駄な発情はインコの問題行動や病気につながります
自然の中で暮らしていたインコ達の発情期は「日が長く温暖な時期」でした。春や夏ですね。

なので秋や冬にはインコ達は落ち着いているのが普通だったんですが、人間と暮らすと「温かい部屋」と「夕方を過ぎても明るい部屋」で1年中暮らしてしまうようになります。
そうなると季節に関係なく頻繁に発情を繰り返すようになってしまうんです。


発情してしまうと
【オスの場合】吐き戻し行為や、独特のさえずり、お尻をこすりつけるような動きをします。
また急に気性が荒くなって飼い主に噛み付くようになったり、発情があまり続くと「精巣腫瘍」などの病気になってしまう事もあります。

【メスの場合】お尻をツーンと反らせてぴたっと固まるような動きをします。またオスと同じく急に気性が荒くなって飼い主に噛み付くようになったりもします。
メスの場合ですと発情すると卵(無精卵)を産み続けてしまい、ひどい場合は「カルシウム不足などの栄養障害」や「卵塞(卵づまり)」などの病気になってしまう事もあります。

このように過剰な発情はインコの寿命を縮める事につながってしまいます…。
我が家のインコ二羽も結構発情しがちです。「最初は大丈夫だろう」と思っていたのですが、しっかり発情について調べてみるとやっぱりインコにとって良くないとわかりましたので、今はしっかりと発情管理をしています。



■インコの発情は飼い主さんがしっかり管理してあげましょう
インコ達は自分で発情を抑制する事はできません。その為飼い主さんが以下のように環境を変化させて、過剰な発情をおこさないように管理してあげてください。


【夜更かし厳禁!日照時間を調整する】
自然界のインコ達は日照時間が長い時期に発情します。春や夏ですね。
ただ、人間と暮らしていると1年中、朝から夜までずっと電気が付きっぱなしの環境だったりします。それはインコにとっては「普通よりも明るい時間が続いている=発情を過剰に促す」ことになってしまいます。

ですので、飼い主さん達が眠るより早めにインコ達は暗くて静かな寝室に移動するようにしてあげてください。発情過多なインコの場合は夕方5時くらいには眠るようにしましょう。


【巣になるような場所を設置しない!作らせない!】
巣のようにインコがすっぽりと入れるような場所があるなら取り除いてください。(勿論、鳥かご自体は大丈夫です。)
よくペットショップに小さな鳥の小屋やバードテント等が売られていますが、発情気味の場合はちょっと可哀想ですがそれは取り除いてください。
またインコ達は巣の材料になりそうなものをかじって巣を作り上げる事もあります。例えば鳥かごの一番下に糞を受け止める為にひいてある「新聞紙やティッシュ等の敷き紙」のようなものです。
そういう敷き紙もインコ達がかじる事ができないよう、鳥かごの一番下には必ず網を置くようにしましょう。
同様の理由で放鳥時にも紙や木を噛じるような遊びも控えさせる方が良いです。


【ずっと暖かい環境にしない!】
「寒いと可哀想だから」という理由で秋や冬も暖房を付けっぱなしにしていたりするのも発情を促す原因になります
勿論、ヒナや病気のインコ、産まれてからはじめての冬を過ごすインコの場合はある程度しっかりと保温をしてあげないといけないですが、元気なインコの場合は小さなペットヒーターなど簡単な温度調整くらいで大丈夫です。(※極端に寒くなる環境の場合は人間の暖房器具も使ってあげてください)
「寒さで風邪を引く。弱ってしまう。」と心配して過保護にしすぎる事で発情を促し、結果的にそれがインコの体力を低下させる事になってしまったりもします。
秋や冬も多少は自然の寒さを体感してもらい、寒さに負けないたくましいインコになってもらうのが一番です。

以前、インコに適した温度についての記事も書いています。興味ある方は以下もご覧ください。
■関連記事へのリンク「インコが過ごしやすい温度って?」
http://koromoiemon.seesaa.net/article/425809379.html


【発情の原因、恋人になるものを排除する!】
これが一番可哀想に感じるかもしれませんが重要です。インコ達は本当に驚くほど色々なものを恋人にします。
飼い主や仲間のインコは勿論、鏡に映る自分の姿、カラフルなオモチャ、鈴、丸めたティッシュ、ひも、ブランコ、木の棒等々、挙げていくときりが無いほど色々なものに恋をして発情します。
なので、発情過多なインコの場合、そのインコが「発情の対象にしているもの」は排除するようにしてください。
・発情の対象が飼い主さんの場合なら、飼い主さんがインコを過剰に構うのをやめる。
・発情の対象が仲間のインコの場合なら、そのインコと距離を離す。
・発情の対象がオモチャや鏡等の場合なら、それ等を片付けてインコに見つからないようにする。
という感じです。

「そんな可哀想な事はできない!」と思うかもしれませんが、発情して病気になって苦しんだり、早く死んでしまう方が可哀想、と思い発情の対象を取り除いてあげるようにしてください。



我が家のインコ達も最初はカラフルなオモチャに囲まれた鳥かごの中で生活していましたが、やはりそのオモチャに発情するようになってしまいました。

このように卵も産んでしまったり…。
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心を鬼にして全てのオモチャを外した時、鳥かごの中がガラーンとして見えて、凄く可哀想な事をしてしまっているようにも感じました。

…が、数日でインコ達はその環境にも慣れたようで、毎日楽しそうにさえずったり、それぞれの止まり木を飛び回ってみたり、一本だけ鳥かごの床に置いておいた木の枝をつついて転がしたりして、何事も無かったかのように元気に過ごしています。



過剰なまでに過保護にするのではなく「適度に大切にして、適度に遊んであげて」としてあげるのがインコの健康にとっては良いのかもしれません。
インコ達は結構たくましい奴等なのである程度の環境にはしっかりと順応してくれます。

インコの健康の為にしっかりと発情管理をしてあげてください。

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この記事へのコメント

  • ラン

    初めまして!4月から、セキセイインコのスパングルブルー(多分雄)を初めて飼いました。よくこちらのブログで勉強させていただいています。ありがとうございます!
    今、まだ生後3ヶ月を過ぎたくらいなのですが、このところ遊んでる玩具(小さなボールです)に向かって吐き戻しをしてます。ボールを隠すと呼び鳴きを始め、見せると頭がぶわっとなり、目の色が変わります。今日の夕方、ボールに向かってお尻を擦り付けるようにプリプリし始めました。まだ生後3ヶ月なのに、もう発情して交尾してるんでしょうか…とりあえず、早寝をさせるように、心がけてみます。

    2016年06月29日 20:31
  • 管理人

    初めまして。コメントありがとうございます!生後3ヶ月だとまだ幼鳥なので一般的には発情はもう少し先なのですが、早めの時期、それくらいでも発情行動が少しずつ始まる子もいます。
    その場合ですとちょっと可哀想ですが「恋人になっているボール」は当分隠しておく方が良いかもしれませんね。インコは意外と図太いのでお気に入りのオモチャが無くなったら無くなったで結構ケロッとしていたりもします。
    ただ過度な発情は体長不良の原因になりますが、発情するのは生き物として当たり前ですし元気に成長している証でもあります。あまり深刻に考えすぎず、上手く管理してあげるようにしてくださいね!
    2016年06月29日 22:16
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