退屈な時間を解消!インコが楽しむ餌探し(フォージング)

人間に飼育されているインコとは違い、野性で暮らしていた時のインコは毎日生きるために餌を探し続けていました。
自然界にインコの餌となるものは虫や植物等多く有りますが、ペットとして鳥かごに常に餌を準備されている環境とは違って簡単に見つかるものではありません。
またインコは体の構造上餌を一気に食べ溜める事はできないので、常に餌を見つけて一日をかけて少しずつ食べ続けないといけません。

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そのように野性に生きていたインコは毎日、一日のうちの多くの時間を「餌探し」に費やしていました。


本来、インコはそうして一日の時間を使っていましたが、ペットとして暮らすようになったインコは「餌探し、食料探し」の為に時間を使う必要がなくなってしまいます。

生き物として「何もせずに安全に食料を確保できる」のは幸せな事だと思いますが、ペットとして暮らすインコはどうしても【時間をもてあまして退屈】になってしまい、【安全過ぎる環境の為にストレスがなく無駄な発情】をしてしまう事にもつながってしまいます。



「ペットとして飼われていて常に食料が簡単に確保できる」インコだから発生してしまう、そんな問題を解消する為の方法として【フォージング(食料探し)】という考え方があります。

フォージングは「インコに自主的に餌探しを楽しませ退屈を解消させ」また「適切なストレスをインコに与え発情をおさえる」というものです。
ここでいう【ストレス】は嫌がらせや恐怖感を与える等の悪い意味のストレスではなく、【野生で生きている鳥たちが自然に感じているストレス】のことを指しています。


ではフォージングの一例をご紹介します。

■紙や布などで餌を隠してみる
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例えばこの画像のように紙で餌をキャンディの包み紙のように隠してしまい、クチバシでかじったりつついたりして餌を発見してもらいます。
紙以外には小さめの布等で餌を覆ってしまっても良いかもしれません。

もし何度かこのフォージングをしてすっかり覚えてしまいキャンディ包み紙を簡単に開けてしまうようになったら、包み紙を二重にする等少し難易度を上げてみてください。


■餌箱を青菜等で塞いでみる
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インコが食べても大丈夫な小松菜やチンゲンサイ等の青菜で餌箱を塞いでみるのも良いフォージングになります。
わざと餌を食べにくくする感じですね。

インコは「この野菜じゃまだな」と思い一生懸命食べる方法を考え、葉っぱをよけたり引っ張りだしたりして頑張ってくれます。


■市販のフォージングトイを鳥かごに設置してみる
フタが付いてる箱や、転がして餌が出て来るカプセル型の物など、インコ用のオモチャとしてフォージングトイも多く販売されています。
そういうオモチャを鳥かごの中に設置してあげると喜んで遊びながら餌探しをしてくれるかもしれません。



このように様々な方法でインコに食料探しを楽しませてあげるようにしてください。
ただ注意点として
■餌を隠す紙等は、かじって誤飲しても絶対に大丈夫な素材のものを使用してください
■フォージングトイもインコが怪我をする可能性があるものは使用しないでください
■病気のインコや、幼鳥など栄養が必要なインコにはおこなわないようにしてください
■フォージングが難しすぎて「長時間全く餌を食べられない」ような環境にならないようにしてください
フォージングは安全第一の環境でおこなうようにしてくださいね。


また、もしインコが隠した餌を見つけられない時やフォージングトイに興味をしめさない時には
■フォージングトイの周りに餌を置いてみる、フォージングトイの中から餌の一部を見せてあげる
■飼い主さんが先にフォージングトイをクリアするところをモデルになって見せてあげる(その時は楽しそうに遊ぶ姿を見せてあげてください)
などのように、インコにフォージングの方法を示してあげて、また楽しいものであると教えてあげてください。



インコが自分で考える事ができ知的好奇心を満たし、飼い主さんと一緒でない時に自分だけで遊べるから退屈を解消!また適度なストレスを与えてあげる事ができる!それがフォージングです。

皆様のインコちゃんが「退屈そうにしていたら」ちょっとした遊び感覚で簡単なものから取り入れてあげても良いかもしれません。

ポイントは全く餌が食べられなうよう無理させず、怪我しない安全な環境で、なおかつ適度に頭を使う難易度で行ってあげてくださいね。

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この記事へのコメント

  • 青木愛子

    はじめまして☺コザクラインコが先月16才で亡くなりました。辛すぎて又お迎えしました。今度はウロコインコです。コザクラと性格が違い陽気な性格のようです。何もわからないままでしたがコザクラは長生きしてくれたと思います。
    このブログを参考にさせていただき ウロコインコ(名前はポコです)を大切に育てたいと思います。ちなみに4ヶ月で性別不明です。
    色々参考になりました。ありがとうございました。
    2016年06月27日 22:56
  • 管理人

    はじめまして。コメントありがとうございます!
    ペットが亡くなるのは本当に悲しいですよね。私も昔飼っていたインコと犬が亡くなった時はとても辛かったのでお気持ちお察しします。でも16年も生きたならコザクラさんはとても幸せな一生だったと思います…!

    このブログではセキセイインコ中心で記事を書いていますがウロコインコにも共通する部分は多いですし、きっとポコちゃんにもご参考にしていただける事もあると思いますー。ぽつぽつと記事更新していますのでまたお暇な時にでも覗いてやってください。
    2016年06月28日 10:56
  • ラン

    初めまして!
    以前からこちらのブログでセキセイインコについて、参考にさせていただいていました。
    昨夜、初めて書き込みをさせていただいたのですが、去年の半ば頃のブログでしたので、もう一度こちらに書き込みをいたします。
    3月生まれのセキセイインコ(スパングルブルーの多分雄)を4月にお迎えしました。セキセイインコを飼うのが初めてなので、こちらのブログで勉強させていただいていました。いつも、ありがとうございます!
    今日は、違うオモチャをケージに入れましたが、それにも吐き戻しをしていました。放鳥時は、よく喋り、最終的に私の指に吐き戻しをしました(-_-;)成長の過程と思い、温かく見守っていきます(^^;💦とりあえず、早寝をさせますね!
    2016年06月30日 12:40
  • 管理人

    コメント、ご丁寧にありがとうございます!やはりオスは吐き戻し、メスが卵を産むと心配ですよね…。
    ただ、春(初夏)や秋等あたたかい季節の気候によって発情する事もあり、それは病気とは違い生き物として自然な事でもあります。一年中ずっと発情して吐き戻しをしていたり、あまりにも回数が多く体調を崩しそうに見える(体重が著しく減っている等)の場合は一度獣医さんに健康診断していただくのも良いかもしれません。
    また過度なストレスは良くないですが「ちょっとしたストレス」をかけるのも発情対策には良いですよ!毎日鳥かごを部屋の中の違う場所に置いたり、窓の外が見える場所に置いて「見慣れない通行人や野鳥、車」等を見せたり少しだけ緊張感を持たせる感じでしょうか。(その場合窓は絶対鍵をかけて開けられない状態にしておいてください。野良猫なんかは網戸くらい外から開けることもあるそうです)
    2016年06月30日 13:33
  • ラン

    お返事ありがとうございます!昨日のコメントにもお返事ありがとうございます!何度もすみません(^^;💦
    春と秋が発情シーズンなんですね。吐き戻しが激しいので、体重管理をしっかりしていきます!
    多少のストレスは与えた方がいいんですね。外の風景は結構好きみたいですが、ビビってフンを落としています。
    雛の時は、フンを食べたり、ティッシュを食べたり不安な事が多くて、こちらのブログでペレットがいい事や、日光浴、ボレー粉の事など、本当に色々と勉強になりました。
    ちなみに、ボレー粉は洗浄済のを紹介されてた記事を参考に、ネット注文をしました!インコの表情が豊かで、こんなに可愛いって知りませんでした!すっかり魅了されています(*^^*)
    2016年06月30日 20:03
  • 管理人

    いえいえ、インコちゃんの為に私やこのブログがちょっとでもご参考になるならこちらも嬉しいです!
    ただ私も知り合いの獣医さんに教えてもらったり本で勉強したり、なので本当に心配な時や様子がおかしいかな?と思った時は専門の獣医さんに見てもらうようにしてくださいませ…。
    そうですね。「気候が良い、安全=子供を育てられる環境」とインコは本能で感じ発情してしまう事もありますので、過度でなく良い意味で少しのストレスをかけてあげる方が良い時(発情過多な時等)もあります。
    まさに仰る通りで、インコは飼って初めて「表情も感情も豊かな事、びっくりするくらい人間に懐いてくれる事」を知りますよね。
    私も飼い主バカでインコにデレデレでございます〜!
    2016年06月30日 22:28
  • ラン

    おはようございます!
    様子がおかしい時は、動物病院に連れていきますね!
    動物を飼いたいと、娘がずっと言っていて、でも主人が猫、犬のアレルギーがあり、動物飼うなら家から出ていけ!と娘に対し言っていたので、実家の両親が2月にオパーリンブルー(色は私が指定しました)を飼いだしたんです。インコだったら…という思いで。毎日私がインコを見に行くのを父がみてました。4月に両親と私と娘の四人で偶然寄ったペットショップで、ブルーのセキセイを見て娘がその場から離れない姿をみて父が、少し早いこどもの日のプレゼントと言って買ってくれました。その日に父が主人を説得して、1週間実家に預かってもらい、うちにお迎えしたんです(*^^*)
    アヒルとか、鶏、犬、猫などを実家で昔飼っていたのですが、セキセイは初めてで。実家がクリッピングされた状態でお迎えしていたこともあり、悩みましたが獣医さんにお願いして、クリッピングしました。羽がまた生えたら、次は少し残してあげたいです。顔に目掛けて飛んで危ないのを見た主人が全部切ってくれと言ったので、ひよこみたいな姿になってしまいましたが…フンの検査もしてもらい、メガバクがあったのが分かり、1ヶ月お薬を飲ませました(^^;💦近くに鳥を見てくれる病院があって良かったです。また8月に定期検診でフン検査に、フンだけ持っていきます(*^^*)半年前まで、ずっと動物番組ばかりみて癒されていたのに、今ではランちゃん(インコ名です)に癒されているので、全く観なくなりました。名前は、ちょうど名探偵コナンに出てくる蘭ちゃんの名前をつけたみたいです。実家が飼う前、ネットの漫画(comico)で、セキセイインコの漫画を読んでいて、その中のセキセイがブルーで可愛くて、、それでブルーのインコを希望しました(*^^*)でもどの色も綺麗ですね!ルチノーも綺麗です!
    2016年07月01日 08:04
  • 管理人

    やはりアレルギーがあると動物を飼うのもなかなか大変ですね…。でも、確かにインコなら大きな動物に比べアレルギーも小さめなので犬や猫に比べ迎え入れやすいですよね!
    なかなか奮闘されて家族の一員になったインコちゃん。このブログでは「インコを飼うなら●●してください」等と書いていますがインコを飼う際に絶対のルール・決まりがあるわけではありません(アボカドなどインコに毒になるものを与えたりするのはNGですが…)。クリッピングもまさにそうで「クリッピングをする事でインコちゃんも含め家族皆が幸せになる形に落ち着く」ならクリッピングをするのも良い選択だと思います。旦那様とインコちゃん両方に無理がかからないちょうど良い範囲で一緒に暮らすようにされてください。

    とてもランちゃんの事を大切にされているんですね!ランちゃんが家族皆を癒して、またランちゃんも家族皆に大事にされて癒されて…理想の関係だと思います。

    アヒル、鶏飼っておられたんですか!?羨ましいですー!私も実はアヒルとニワトリをいつか飼ってみたいな、と夢見ております。

    ありがとうございます!インコはどのカラーも可愛いですよね〜。たまりません!
    2016年07月01日 23:34
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