可愛い子には旅をさせよ。インコの「ひきこもり」を解消!

人間のペットとして暮らすインコ達は、基本的にはいつも同じ鳥かごの中で生活をしています。
野性で暮らしていた時に比べ安全・快適に暮らす事ができるのですが、いつも接する人間は同じ、行動範囲も同じなので縄張り意識が狭くなり。また、いつも見える風景も同じなので気分転換も上手くできなくなってしまう事があるという懸念点もあります。

鳥かごの中で「ひきこもり」になってしまっている鳥は時として「性格が荒くなる」「過剰に発情してしまう」等、問題行動やトラブルをひきおこしてしまう事もあります。

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では、そんな「カゴの中の鳥」であり「ひきこもり」をどのように解消してあげれば良いのでしょうか?
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【解消法 その1】適度に鳥かごの外に放鳥して遊んであげる
毎日1時間程。人間家族が学校や仕事等で忙しいならせめてお休みの日だけでも、鳥かごの外に出して広い部屋の中で思いっきり遊び回らせてあげましょう。

狭い鳥かごから出て広い外の世界で遊ぶ事で「色々な物を見る事ができストレスが解消される」だけでなく「狭い鳥かご内ではなく、広い範囲にゆったり縄張り意識を広げる事ができる」のも良い点です。(狭い範囲の縄張りに強い執着心を持ってしまうと攻撃的になったりする等、問題行動につながる事もあります)

また、放鳥をする時もいつも同じ部屋で遊ぶのではなく時々は別の部屋で遊んでみたり、トイレや廊下、洗面所等に連れて行って色々な場所を見て世界を広げてあげるのも良いでしょう。

●放鳥時の注意点
・絶対に窓は全て閉めておいてください。インコは習性で家の外に飛んで行ってしまう事があります。
・インコが誤飲してはいけないもの。火。熱湯。観葉植物。等々、インコが近寄ってはいけないものは事前に全て片付けるようにしておいてください。
・インコを誤って踏んづけてしまったり、人間の移動時にドアの開閉に挟まれる、等の事故が実は結構多いです。放鳥時はインコから目を離さず、常にインコがどこで何をしているか見守ってあげるようにしてください。
・「鳥かごの中が可哀想」といって四六時中放鳥するのはあまり良くありません(部屋や家の中が縄張りとなり、鳥かごが縄張りではなく「巣」と認識してしまう事がある為)。毎日適度な時間で鳥かごから放鳥して遊んであげてください。


【解消法 その2】日光浴をさせてあげる
日光浴はインコの健康の為にとても良いです。また窓の外を見る事で、走る車、通り過ぎる人、空や流れる雲、空を飛ぶ怖いカラス、等様々なものを見て気分転換をする事もできます。
ただ、だからといって真夏に長時間日光浴をさせ続けたり、むやみやたらに直射日光を当て続けるのは良くありません。適切な方法で日光浴を楽しませてあげてください。

●インコの日光浴の上手な楽しみ方
・可能なら毎日30分程度。難しければ週末に1時間程度でも大丈夫です。
・あまりにも長時間日光を浴び続けるとインコも熱中症になってしまいます。時間は上記のように適度に。
・直射日光を過剰に浴び続けるのもあまりよくありません。レースのカーテンを閉めておく、鳥かごの一部にハンカチをかけるなど、インコが暑くなったら日陰に入れるようにもしてあげてください。
・窓ガラス越しではインコの健康を作る紫外線がカットされてしまいますので、窓ガラスは開けて網戸を閉めた状態にする、等で日光浴させてあげてください。
・カラスやヘビ、野良猫等が手を出せない状態にしておいてください。特に軽い網戸だったら賢い野良猫なんかは簡単に開けて入ってくる事もあります。人が側にいてあげるか、網戸をロックする等しておいてください。


【解消法 その3】お客様と会わせる
インコも人間の顔をちゃんと見分けて理解しています。はじめて会う人には「あれ?この人は飼い主さんと違うぞ。誰かな?」といった感じで人見知りをしてしまう事もあります。
インコは最初は初めて会う人を見て怖がってしまうかもしれません、例えば飼い主さんの手からお客さんの手に乗せてあげたり、等「世界には色々な人がいるんだ!」という事を知ってもらい、インコの世界観を広げてもらいましょう。

親戚、友人等、積極的に色々な人を家に呼んで様々な人とインコを交流させてあげましょう。


【解消法 その4】お出かけしてみる
インコが家の中の色々な部屋に馴染んできたり、また色々な人と交流して人見知りがなくなってきたら、勇気を出して友達の家等にお出かけしてみるのも良いでしょう。
ただ、鳥かごでの移動、移動用のキャリーに馴れていないなら無理に連れ出さないようにしてください。インコがパニックになって飛び回り怪我をしてしまう事があります。
事前に家の中でキャリートレーニングを行って、インコが鳥かごや移動用キャリーに馴れてから実施するようにしてください。

また、これは当たり前と言えば当たり前ですが絶対にインコが野外に逃げ出さない状況で移動するようにしてください。
インコが空に向かって飛んでいってしまうのは本能であり仕方ない行動です。またペットとして暮らしていたインコが野生に出てしまうとほとんどは厳しい野性に生き残れず命を落としてしまいます。飛ばないように羽根を切っているインコでも野外に出たら風に乗って結構な距離を飛んでしまう事があります。
キャリーの入り口をしっかりロックする。カゴが何かにぶつかった時に床が外れてしまわないよう固定する等、思わぬ事態でもインコが飛び出す事がないよう注意してください。

車等で移動する時も勿論、しっかりキャリーの中にいてもらうようにしてください。

移動時はキャリーに布等をかけてあげると薄暗くなって落ち着いてくれるインコもいます。また時々声をかけてあげるのも良いでしょう。

と、なかなか難易度が高く感じるかもしれないお出かけですが、見知らぬ友達や親戚の家で過ごしたりする事はインコにとても良い刺激を与えてくれます。
また普段からキャリーでの移動に馴れておくと「怪我や病気の時に動物病院に向かう」という状況でもインコに負担がかかりづらいのも利点です。

●お出かけの注意点
・まずはインコが鳥かごやキャリーでの移動に馴れている事が前提です。
・インコが絶対に鳥かごやキャリーから飛び出さないようにロック等してください。
・危険がありそうな場所には絶対に行かない。
・インコがひどく怖がったり疲れているようなら無理強いしない。
・親戚や友人宅で放鳥するなら安全な環境になるよう協力してもらってください。(インコに有害なものを誤飲したり窓から飛んで逃げたりしないように)
・日陰を作ってあげたり、また薄暗くして安心させてあげるように鳥かごやキャリーを覆える布を持参してください。



このように解決策をいくつか書きましたが勿論「全てやらないといけない!」というものではありません。

飼っているインコの性格、人間家族と一緒に暮らしている上での付き合い方、周りの環境、等々を考慮して上手にできる範囲で、そして絶対に「安全第一!」で、色々な世界を見せて楽しませてあげてくださいね。

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